『闇堕ち主人公のママになりました』2話のあらすじネタバレ!感想と考察を交えてご紹介

当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。

『闇堕ち主人公のママになりました』2 闇堕ち主人公のママになりました

『闇堕ち主人公のママになりました』2話のあらすじを、感想・考察と一緒に紹介していくよ! ※ ネタバレあり

こちらでは1歳児の育児と手元がおぼつかない家事に奮闘している中で、スキマ時間という名の休息を見つけては漫画を読み、今までにも600冊ほど買って読んできた生粋の漫画オタクの私が、今ハマっている『闇堕ち主人公のママになりました』の感想や疑問、考察を書いています!

 

→ 登場人物に関してはこちらで紹介しています!

 

『闇堕ち主人公のママになりました』前回(1話)のあらすじ

突如小説の世界の、性格が歪んでしまった闇堕ち主人公カセルの母親、シェリエルに憑依しました。

シェリエルはカセルが幼い頃から育児放棄をし、夫キアンに対しても冷たくあしらう最低な女性だったのです。

もうこれ以上可愛すぎる息子に悲しい思いをしてほしくない、人を傷つけるような暴君にもなってほしくないとの想いから、家族円満を目指して、まずはカセルと仲良くなることを決意したシェリエルでした。

シェリエルの冷たい行動には何か理由があるのか。心を閉ざしかけているカセルに、シェリエルがどう優しく寄り添っていくのか、カセルの笑顔を見るのが楽しみだ!

 

→ 『闇堕ち主人公のママになりました』1話のあらすじネタバレ

 

『闇堕ち主人公のママになりました』2話あらすじ ※ ネタバレあり

雫がしたたる青い花

※ 以下、2話のネタバレを含む記事になるので、見たくないよという方はご注意ください。

それでは、2話のあらすじに行ってみましょう!!

 

求めている母親を、悲しみの拒絶

突然手のひらを返すように歩み寄ってきたシェリエルに、カセルは拒絶するしかありませんでした。

ママなんていらない!

今までのカセルの気持ちを考えると、またいつ気まぐれに離れていくか不安で怖くて、簡単に喜べない、受け入れられないよね・・・。

そう言葉を残すと、その場を立ち去っていきます。

つまずいて転ぶカセルに、心配で駆け寄るシェリエル

ですが、「優しくしないで!全部嘘だ!近寄らないで!

泣きながら必死で母親を拒絶するのでした。

泣きわめいているのが、どれだけつらい思いをしていたかを物語っている。

 

心のこもった手紙

昼間は急に距離を縮めようとし過ぎたのか、拒絶されてしまったシェリエル

しかしここで仲良くなることを諦めません

うん!拒絶はカセルの気持ちを考えれば当たり前のこと!何も焦らなくていいもんね!

突然母親の人格が180度変わってしまったのですから、心が追いつかないカセルの為にも、まずはお手紙を書いて、少しずつ警戒心を解いてもらおうと考えました。

数日間お手紙やプレゼントを贈り続けた結果、カセルはブツブツ「なんで急にこんなことを。どうして優しくするんだ」と言いながらも、しっかり目を通していきます。

すぐに受け入れられなくても、大好きなママからの贈り物なんて嬉しいよね♪

そして一方的だったお手紙のやりとりですが、とうとうカセルはシェリエルにお手紙の返事を書き始めたのです。

 

再び、息子のもとへ

初めてカセルに会いに行ったとき失敗してしまったシェリエルは、再び会いに行きまた怪我でもさせてしまったらと、少し不安になっています。

仲良くなりたいを押しつけて、さらにカセルが傷つくことになるのは嫌だよね。

ですがデイジーに後押しされ、庭園でティータイム中だというカセルにもう一度会いに行くことに

デイジーの存在が、シェリエルにとってとてもありがたい存在になっている!!!

そこにはやって来たシェリエルを、じっと見つめるカセルの姿がありました。

 

『闇堕ち主人公のママになりました』2話を読んだ感想

白ピンクの桜

2話を読んだ私の感想です!

ずっと掴みたかったママの手が目の前にあるのに、それを自ら振り払ってしまうなんて、どれだけの葛藤があったのでしょう。

今まで追いかけても永遠に届くことがなく、「ママに愛されないんだ」と悟り始めていたカセル。

何しても突き放される、良い子にしていても見てくれない、幼い子にとってそんな悲しいことはないよ・・・。

そう諦めかけていたときに急に近づいて来ても、差し出された手がまたいつ引っ込んでしまうか分からない。

手に触れた瞬間、再び離れてしまったらと思うと怖くて、もうこれ以上傷つきたくなくて、拒絶するしかなかったのでしょうね。

大粒の涙を流しながら叫んでいる姿を見ると、どれだけの感情が行き交っているのか、自分に鞭を打って手を振りほどいているのか、胸が痛いほどにわかる。

 

その後シェリエルは自分のせいで怪我もしてしまい、思っていたよりもカセルに嫌われていると認識しました。

そこで、もっとカセルの気持ちに寄り添い、カセルのペースに合わせて、距離を縮めようと考えるシェリエルは心強いし、もうすでに良いママになってきている!

今さら下手に関わらないほうが・・・と悲観的にならなくて良かった!

そしてシンプルだけど1番良い方法、お手紙!!

お手紙は表情も見られない、声色も分からない、けれど書く人が気持ちを込めて、読む人も真剣に読めば、とびきりの想いが伝わるのだと思います!

直接会うと感情の整理もつかないし高ぶってしまうけど、お手紙ならゆっくりと自分の感情に向き合い、じっくりとその時間に浸れるのでとてもいい!

ところで、シェリエルのカセルと仲良くなるという言動行動に全力で喜んで、元気いっぱいのデイジー可愛すぎませんか?//

悲しく切ない気持ちが続く中で、このデイジーのはつらつな感じは笑顔になれる♪

一方、お手紙とプレゼントの贈り物を受けるカセルは、最初の表情が「こんなことをしても何の意味もない」と言わんばかりで、あーーだめかーーー。と思いました、が。

次の瞬間には口を尖らせながらも頬を赤らめ、ガサガサと贈り物を開け、あからさまに楽しみにしている様子。

ふーーーーーーー。なんて可愛い生き物なんだ。

どうやらプレゼントは今まで処分していたみたいですが、今回のくまさんのぬいぐるみは気に入ったようで、そしてお手紙だけは最初からすべて大事に保管していたようです。

どんなプレゼントよりも、ママの気持ちがこもった手紙が一番の贈り物だよね~!

それにしてもぬいぐるみが思ったよりも大きくて、それをカセルが抱っこしている光景、素晴らしすぎませんか?

ツンツンしてる男の子が実は可愛いものが好きで~というようなギャップ萌え要素がある。//

何通もお手紙を送った後、返事が来て喜ぶシェリエルの嬉しそうな表情!

内容こそ良いものとは言えなかったものの、「カセルがママに手紙を書いてくれた」というこの事実がとても大きな進歩で、喜ばしいことですね!

憑依前のシェリエルの態度を考えると、カセルが手紙を書くことにも勇気がいると思うけど頑張っていて、もうなんだろう涙が・・・。母性が飛び出てきちゃうよ。

それはそうとデイジーが「奥様が笑うところを見たのは初めて」と言いました。

デイジーがいつからここで働いているか分かりませんが、おそらく結婚当初くらい、だとしたらずいぶん長い間お屋敷内は冷め切っていたのですね・・・。

キアンとの結婚もしたくなくて、子どもも望んでなかった?そのわりにはデイジーとかには好かれてるしなー。うーむ、分からない。

どんどんここから、笑顔が絶えない笑いに満ちあふれた場所にしていってほしいです。

そして前回のことを踏まえ、再び会いに行く勇気には賞賛!

今度こそ分厚く築いてしまったカセルの心の壁を、ぶち壊してシェリエル!!

はやくラブラブな親子愛を見たいのよ~。

 

『闇堕ち主人公のママになりました』2話の疑問点と少しの考察

夜の白ピンクの花

私が思う2話の疑問点、考察する点は2つです。

・シェリエルは結婚当初から、家族に冷めていた?

・カセルの手紙、【クネクネ】とは

シェリエルは結婚当初から、家族に冷めていた?

結婚しただけでなくカセルも産まれていることから、シェリエルの態度が冷めたのは、結婚してから出産するまでの間だと思っていました。

最初はそうでなかったから、キアンもシェリエルに好意がありそうなんだと思う。

その期間に何か家族が嫌になるきっかけがあったんだと。

ですがデイジーの「奥様が笑ったところを初めて見た」という発言で、シェリエルがこの屋敷に来たときから、結婚当初から笑顔を見せていないということが分かりました。

そんな何年もの間!?表情筋固まっちゃうよ・・・。

となるとやはりキアンとの結婚を自身は望んでおらず、家門同士の事情もあり結婚せざるを得なかった

もちろん公爵家ですし、後継者も必要なので子どもを授かったものの、好きでもない人との子を好きになれないとか・・・。

もしそうなら政略結婚は気の毒だけど、子どもには当たらないでほしいなぁ。

屋敷の使用人には何の罪もなくお世話をしてくれているので、特に雑な扱いもせず普通に接していたのでしょうか。

仲良くしているというよりは、ただの主人とメイド、それ以上でも以下でもない。

笑顔を見たことないんだから、世間話とかするような仲ではなさそう?でもその割には献身的にシェリエルに尽くしてくれているよね。

もちろん子どもにも何の罪もありませんが、自分と好きではない人との血が混ざっていることから、嫌悪感を抱いていたのかもしれません。

一体どういう事情があって、家族に冷めた態度をとっているのか、はやく真相を知りたいですね。

 

カセルの手紙、【クネクネ】とは

カセルはシェリエルに一度だけお手紙の返事を書きました。

開封するとそこには、本文以外の文字、カラフルに書かれた【クネクネ】という文字が。

これは一体何を意味するのでしょう?

私が見た瞬間頭に浮かんだのは、都市伝説のくねくねです。

それを見てしまったらおかしくなるという・・・。

おぅっ!自分で言っててゾワッとしちゃった。

シェリエル宛ての手紙には、何かの裏メッセージが込められているのかと、深読みしようと思いました、が、まぁおそらく違いますよね。

急に都市伝説要素が入ってきてもびっくりするもんね。

まだ幼いカセルが頑張って書いた手紙、まだ子どもならではの大小あるような可愛らしい字体をしています。

きっとその様子が分かるよう表現されたのではないかと思いました。

それのおかげもあり、堅い文章ではなく、子どもらしさ溢れる手紙になっているような気がしますね!

カセルが色ペンを使って、頑張って装飾をしている姿を想像すると、それはそれで可愛いが・・・っっ!!//

 

『闇堕ち主人公のママになりました』2話のストーリーまとめ

・カセルは、大好きなママを涙の拒絶

お手紙でスローペース仲良し大作戦!

・今度は慌てず、再度カセルのもとへ

カセルが大粒の涙を流しながら、ママを必死に遠ざけている様子には、心が抉られてしまいました。泣
でもその後、ママの温かいお手紙に心を躍らせているカセルの姿が見られて、ほっとしましたね。

私がカセルのママかな?ってぐらいに母性が出ちゃうよ!

少しずつカセルの閉ざした心を開け、次回一緒にティータイムを楽しめるといいですね!

 

 

→ 『闇堕ち主人公のママになりました』3話のあらすじネタバレ

コメント

タイトルとURLをコピーしました