『闇堕ち主人公のママになりました』1話のあらすじネタバレ!感想と考察を交えてご紹介

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『闇堕ち主人公のママになりました』1 闇堕ち主人公のママになりました

『闇堕ち主人公のママになりました』1話のあらすじを、感想・考察と一緒に紹介していくよ! ※ ネタバレあり

こちらでは、1歳児の育児と手元がおぼつかない家事に奮闘している中で、スキマ時間という名の休息を見つけては漫画を読み、今までにも600冊ほど買って読んできた生粋の漫画オタクの私が、今ハマっている『闇堕ち主人公のママになりました』の感想や疑問、考察を書いています!

 

→ 登場人物に関してはこちらで紹介しています!

 

『闇堕ち主人公のママになりました』1話あらすじ ※ ネタバレあり

ピンクローズ

※ 以下、1話のネタバレを含む記事になるので、見たくないよという方はご注意ください。

 

表紙では、優しそうな瞳で子どもを見つめるママシェリエルと愛おしそうな瞳でママを見つめるパパキアン、そして大好きなママにしがみつく子どもカセルがいます。

みんな柔らかい雰囲気を持っていて、家族の間で溝があるという風には見えませんね。

距離が空いてしまった家族、そしてカセルを闇堕ちさせない為にも、シェリエルがどのように仲を深めていくのでしょうか・・・。

それでは、1話のあらすじに行ってみましょう!!

 

人生を終えたはずが、異世界のママに憑依!?

亡くなったはずの主人公が目を覚ますと、ガヤガヤ叫ぶ周りの人の声、見知らぬ部屋、姿、そして誰かも分からない人の記憶が頭の中をグルグルと流れています。

突然の状況に頭痛がする中、いきなり「旦那様」と呼ばれる人が部屋に押しかけてきたと同時に、小言を言い去って行きました。

事故に合ったみたいだから心配で様子を見に来たと思いきや、嫌味かい!でもなんだか表情が切なそう・・・?

なぜ夫との仲が悪いのかも分からないまま次々とたくさんの記憶が巡り、やがて自分の置かれた状況が分かってきます。

どうやら生前読んでいた小説【へし折られた翼】の世界、闇堕ち主人公の母親に憑依している。

そしてなんとこの母親、夫に蔑ろな態度を取り、息子を幼少期から育児放棄していた最低な母親だったのです。

なんでそんな幼い子を・・・。何か理由はあるのかな。

そのせいか、小説では女の子を監禁したり邪魔な者を簡単に消し去ったりと、悪事を働くサイコパス闇堕ち少年へと変わってしまいました。

そうなるのも仕方ないよ。小さい頃から愛情をもらえるかどうかで、その子の心は大きく変わってしまう。

シェリエルは息子に殺されない為にも、家族円満を目指して仲を深めようと考えるのでした。

 

闇堕ち回避!?ママの仲良し大作戦!

いざ仲良くなろうと考えるシェリエルでしたが、さんざん放っておいてきた息子に対して、どう距離を縮めればいいか悩んでいます。

幼い頃から育児放棄されていたんだから、今さら急に距離を詰めてこられると絶対戸惑うよね。

そこでメイドのデイジーにカセルは庭園にいると聞き、二人の関係性がどんなものか図る為にも、会いに行ってみることに。

美しく綺麗な庭園を進むとそこには、ティータイムを楽しみスイーツを美味しそうに頬張るカセルの姿があります。

今この瞬間を絵画に残しておきたいぐらい尊い!!

その様子を草陰からカセルを観察していましたがあっという間に気付かれ、「ティータイムに混ぜてくれない?」と伺ってみるシェリエル。

ですがカセルは何も言わずに去ろうとし、戸惑いながらも急いで引き留めました。

そりゃそうなるよ・・・。今まで追いかけても振り向いてくれなかった人が、コロッと態度を変えて近づいてきてもね・・・。

しかし振り返ったその表情は、とても悲しげなものでありました。

 

『闇堕ち主人公のママになりました』1話を読んだ感想

たくさんのスイーツ

1話を読んだ私の感想です!

物語はさっそく憑依しているところから始まりましたね!

冒頭は憑依前の主人公のこうなったいきさつが分かるものが多いですが、こちらは亡くなってしまったということ以外、何も記されていませんでした。

いつか元の主人公のことを知る日が来るのでしょうか?

どういう人がどんな事があって、憑依することになったのかってなんか気になるんだよね。

憑依したばっかりはその体の持ち主の記憶が一気に入ってくるけど、一体どんな気分なんだろう。

急に教科書を頭の中に詰められるみたいなもんだよね。そりゃ頭も痛くなるわ。

 

そして憑依後まもなく、夫キアンの登場です。

シェリエルは事故に遭い気を失っていたようだから、様子を見に来たのかと思いきや、あ、あ、圧がすごい!!!

いや事故前までに何があったか分からないけど、目覚めた人に対する雰囲気じゃないよ・・・。泣

でもキアンの言葉を聞く限り、やはりシェリエルはなかなかきつい態度をキアンに対してしていたようですね。

ヒステリックな感じの女性だったのかな?

最後の「私が留守にするもう少しの間、我慢できなかったのか?」という言葉をかけたときの表情は、なんとも心が苦しくなるような切なく悲しい表情でした。

シェリエルは馬車に乗っていて事故を起こしたようですが、もしかしたらこの屋敷を出て行くつもりだったのでしょうか。

するとさっきのキアンの言葉は、「何も私がいるときに急いで出て行かずとも、留守にしてからゆっくり出て行けば良かったであろう。」という意味に捉えられなくもありませんね。

キアンの表情から察するに、シェリエルのことが嫌いなわけではないようだね。酷い態度を取られても、ちゃんとそこには愛があるように見える。から余計切ない。

 

小説の中の闇堕ち主人公の母親に憑依したと分かったシェリエルは、やがて大ピンチな状況に置かれていることに気付きました。

一生小説の世界で生き続けなければならない、さらに憑依したのが闇堕ちした主人公の母親、さらにさらに残忍な主人公は邪魔な者は全員消す、ということは私もその選択肢の中に入っている!?

私ならあの小説の世界に来れるなんてハッピーーーーー!!とお気楽にいるかもしれませんが、たしかにどんな人物どんな環境に来るか分からないんですもんね。

自分が殺されるかもしれないなんて怖すぎでしょ・・・っっ。

憑依した時間軸は、カセルが闇堕ちするもっと前の幼い頃

すでに育児放棄はされていただろうけど、まだまだママが恋しい時期でしょう。

なんとか自分が殺されない為はもちろん、こんなに幼い汚れなき子を悪の道に進まないように、シェリエルには頑張ってほしいものです・・・。

きっとカセルの心に、ママしか修復することができない大きな傷ができていると思うから、今からでも遅くない、寄り添ってあげてーーーー!!!

初めはさんざん突き放してきたママが急に近寄ってきて、嬉しさもあるけど切なさ、困惑などいろんな感情が溢れ、やはり簡単には受け入れることができないのでしょうね。

カセルの気持ちを思うとほんとに・・・。一体どんな仕打ちをしてきたんだよー、シェリエル本人。

 

それにしても、スイーツを美味しそうに嬉しそうに食べているカセル可愛すぎませんかね!!?

あまりにも天使ちゃん!!!

こんな見ているだけで癒やされ幸せになる子を、育児放棄していたシェリエルの気がしれないね!!

あと、シェリエルとデイジーのミニキャラでの会話や行動が、全て面白くて可愛すぎます。笑

 

『闇堕ち主人公のママになりました』1話の疑問点と少しの考察

海辺で黄昏れる男性

私が思う1話での疑問点、考察する点は2つです。

・赤髪の女性は何者?

・シェリエルは根っからの悪なのか

 

赤髪の女性は何者?

シェリエルが事故後目覚める前、夢の中なのか不思議な空間で赤髪の女性に語りかけられました。

賭けはもう始まっている

・・・賭け?一体どういうことなのでしょう。

この漫画の真に迫っているかのような発言だ。

この世界は、主人公が前世で読んでいた小説の世界。

だけどもしかしたら小説の世界をさらに上から包み込む別世界攻略ゲームをしているような世界があるのかもしれない。

そこのプレイヤー視点の人たちが賭け事として、小説の中の世界がどう展開していくか楽しんでいるのかなと思いました。

『よくある令嬢転生だと思ったのに』でも、小説の世界を外側から見ている人がいたよね。

赤髪の女性はそのプレイヤー視点の人なのか。

しかしウェーブのかかった髪、髪の分け目、なんとなくシェリエルに似てないこともないような・・・。

格好も貴族令嬢っぽいよね。現実世界の人とはまた違うような・・・。

髪色は違えど、シェリエル本人だったりするのしょうか?

となるとなぜ賭け事をしているのか。

別世界なんてものはなく、主人公が憑依したシェリエルが壊れてしまった家族を修復することができるのか、本人が試している、またはできるよう祈りを込めて賭けているのかもしれませんね。

自分ではどうにもできなくなった大好きな家族の絆を、誰かに取り戻してほしかったのかな。

 

シェリエルは根っからの悪なのか

夫を蔑ろにし、息子のことは育児放棄

これだけ聞くと、自分勝手でなんて冷たい人なんだと思ってしまいます。

第一印象としては、最悪だね。

ですが、本当に根っからのなんの思いやりの心も持たないひどい人なのでしょうか?

シェリエルが目覚めたとき、メイドさんや執事さんたちが揃ってみんな本気で心配している様子でしたね。

それにキアンが突然部屋に入ってきたときも、もう少し配慮してよというような表情を浮かべ、特にデイジーはこの家の当主だというのにもかかわらず、シェリエルの為にもの申していました

本当に普段から自分の好きなようにやりたい放題、他人のことなど関係なしという振る舞いであれば、メイドさんたちもここまで気に掛けることはないような気がします。

ちゃんと悪人だったらメイドさんたちにも辛辣な態度を取って、みんながシェリエルに怯えていると思うんだよね。

きっとシェリエルは元々性格も良く、人の気持ちに寄り添う心優しい人だからこそ、慕われているのかなと思いました。

 

ではなぜ夫と息子に対しては、そのようなひどい態度を取るのでしょう。

実はカセルはキアンの愛人との子だったり・・・とか考えましたが、カセルがあまりにも二人に似ているし、キアンはシェリエルに対しあんな悲しい表情もしないと思うので違いますね。

・・・うーーーん、何かそうでもしないといけないような事があったのかな?

一体何なんだ。ロペラム公爵家をこうすることで、メリットを得られる人物がいるのか?

本当はそんな態度取りたくなかったけど、せざるを得なかった

そうだとしたらシェリエルも含め、家族全員が悲しく切ない思いをしてることになりますね。

あー、想像しただけで心苦しいよ。

 

『闇堕ち主人公のママになりました』1話のストーリーまとめ

・小説の世界の、闇堕ち主人公のママに憑依

・残忍な主人公に自分も殺される可能性

・可愛い息子に悪の道を歩ませるわけには行かないと、家族の仲を深めようとする

あんなに可愛いカセルがママのことを突き放してしまうほど、辛い思いをしていたなんて胸がしめつけられます。

少なくとも、子どもにだけは罪がないんだからね・・・。

なんだか全員が悲しい思いをしていそうな気がするので、はやく家族円満、幸せな日々を過ごしてほしいです!

家族みんなで笑顔で楽しんでいる様子を、絶対に拝んでやるんだから!!

この先、シェリエルの仲良し作戦が上手くいくことを祈ってます!

 

 

→ 『闇堕ち主人公のママになりました』2話のあらすじネタバレ

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