『せっかく令嬢に憑依したのにすでにやらかした後でした!』2話のあらすじを、感想・考察と一緒に紹介していくよ! ※ ネタバレあり
こちらでは1歳児の育児と手元がおぼつかない家事に奮闘している中で、スキマ時間という名の休息を見つけては漫画を読み、今までにも600冊ほど買って読んできた生粋の漫画オタクの私が、今ハマっている『せっかく令嬢に憑依したのにすでにやらかした後でした!』の感想や疑問、考察を書いています!
『せっかく令嬢に憑依したのにすでにやらかした後でした!』前回(1話)のあらすじ
朝目覚めると、異世界の美人令嬢クリスティナに憑依していました。
実はこのクリスティナ、すでにありとあらゆる悪事を働いている嫌われ者の悪女でした。
困惑の中、突如「陛下より厳命が下る」とのことで呼び出されてしまったクリスティナ。
主人公は何も悪くないのに、元のクリスティナの悪事により何を言い渡されてしまうのか。冷や汗が止まらない・・・。
→ 『せっかく令嬢に憑依したのにすでにやらかした後でした!』1話のあらすじネタバレ
『せっかく令嬢に憑依したのにすでにやらかした後でした!』2話あらすじ ※ ネタバレあり
※ 以下、2話のネタバレを含む記事になるので、見たくないよという方はご注意ください。
それでは、2話のあらすじに行ってみましょう!!
いつでも処刑執行!絶体絶命!?
王城に連れてこられたクリスティナは、ものすごく圧がある怖い顔の陛下と多数の騎士たちに囲まれます。
蔑んだ目で見ないで・・・。
長くてボリュームのあるお髭はサンタクロースだけにして・・・。
質疑応答の中で階段から落ちたときの前後の記憶がないと判明し、せめて罪があるなら少しでも軽くなるよう誤魔化せないかなと考えるクリスティナ。
だがそんな小さい望みも、一瞬の間に砕け散ります。
「記憶がなくても関係ない。罪がなくなる訳ではない。」と、クリスティナの元婚約者であり現王太子のフィリップがすかさず入ってきました。
クリスティナが犯していた罪とは、プリシラ・エラレルという男爵令嬢を階段から突き落とそうとしたこと。
ですが主人公は疑問を抱きます。
“クリスティナは元々プリシラ嬢のことが気に入らなかったようだけど、ずる賢く狡猾な彼女がわざわざ処罰を受けてしまうような大それた事件を起こすのか・・・?”
しかし今までさんざんな悪事を働いてきたクリスティナの言葉に耳を傾ける者はおらず、これ以上の悪事ができないよう監視役をつけると言い渡されました。
四六時中見張るため、監視役と一緒に暮らすこととなり、さらにはいつでも処刑できる権限を持たせるとのことです。
少しでも気を損ねたり気分を害すようなことがあれば、即処刑!?
黒髪のイケメンさんと暮らすだなんて、羨ましいシチュエーションのはずなのに・・・。
罪人ではなくまるで客人のよう?忍者(メイド)ハンナ登場!!
クリスティナを監視することとなったのは、公爵家次期当主のセドリック。
フィリップとの婚約破棄後、次の婚約相手として執拗なまでに気を引こうとするが嫌がられ、すでに印象としては最悪です。
好感度0でも-1でもなく、-500ぐらいからのスタート・・・
これから暮らす公爵家に到着し、どんな過酷で悲惨な暮らしが待っているのかと思いきや、大きなお屋敷の中の持て余すほどの広い綺麗なお部屋に案内されます。
しかしやはり罪人のため、部屋から出ずに待機していてとのことで、その間クローゼットを開けてみるとこれまたとんでもない量のドレスが入っているではありませんか!
まるで客人のような持てなしだ。
馬車から降りるときもセドリックがエスコートしてくれてたんだよね。
思ってもみない待遇に驚いていると、背後から声が・・・。
クリスティナ専属のメイドとなるハンナでした。
音もなく背後に回るとはやるな!
ノックをしても返事がなかったのでと言われ、驚いていたので気付かなかったと返すと、ハンナは「ドレスが足りず申し訳ございません。」とさらに追加しようとします。
いや、1シーズン毎日違う服を着るぐらいにはありますよ!!
すると唐突に「私は無愛想に見えますが、表情筋が死んでいるだけ」となかなか聞いたことない自己紹介をされました。
突っ込みどころあり過ぎーーーー!!
そして食事の用意ができ、そこでセドリックが待っていると告げられるのでした。
『せっかく令嬢に憑依したのにすでにやらかした後でした!』2話を読んだ感想
2話を読んだ私の感想です!
とうとう王城にやってきてしまいましたが、怖すぎるーー!!
陛下の姿が何百倍にも大きく見えるよ・・・蛇に睨まれたカエル状態。
あんな凄んだ顔で上から見下ろされたら・・・パンツの替えがいりますね。笑
記憶喪失ということでもフィリップが登場してからは、何の余儀も無く罰を与えられることになってしまいました。
フィリップはクリスティナの元婚約者ですが、婚約が破棄になった理由は明かされていません。
まぁでもどう考えても今までのクリスティナの悪事、婚約者にですら凄まじい態度だったそうなので、そのことが原因なんでしょうね。
私がその立場でも毎日嫌がらせや問題を起こす婚約者なんて嫌だよ。
未来を担う王太子妃なんだからなおさらね。
そしてクリスティナの罪が人を突き落とそうとしたことでした。
それはだめですよ!!死ぬ可能性だってあるんだから!
でも実際階段から落ちたのはクリスティナであってプリシラ・エラレルは無事、それに落ちたときの前後の記憶もなく現場を見た証言者もいなそう。
しかしもう一度考え直してもらう余地はなさそうで、まぁ今までの行いからしたら当たり前というかしょうがないですよね。
それにしても周りの人々の有無を言わさない目で睨むのは、心臓がキュッとなるのでやめていただきたいですね・・・。
そしてクリスティナへの罰はいつでも処刑できる権限を持つ監視役がつくことになりましたが、えーーーっ、まさかの一緒に暮らすの!?
監視役は前回部屋に突如入ってきた甲冑を着た騎士でしたが、あらまぁ鎧を外すとなんたる美青年でしょうか。
これなら一緒に暮らすのも悪くないかも?と思ってしまうけど処刑の恐怖!!
王城を後にしこれから罪人らしい扱いを受けるかと思いきや、馬車から降りる際セドリックがエスコートしてくれるなんて一体どういうことなんでしょう、嫌われていたはずでは・・・?
こんなのドキッとしちゃうよ~。
一応罪人で嫌いな相手でも最低限の礼儀はしてくれるなんて、できた男だ。
ほこりや蜘蛛の巣、虫がいそうな薄汚れた一室を想像していたので、案内されたお部屋もドレスも素敵で、こんな優雅な暮らしさせてもらっていいの!?とむしろこっちから大丈夫なのか?本当にいいのか?と言いたくなります。笑
そして忍者のような初登場メイドのハンナさん!!
見た目も好きだし、その少しズレているというか、癖のあるかんじ大好きですね~。
「表情筋が死んでいるだけ」なんて、どうしたらそんな解釈になるの。笑
ぜひお友達になってくださーーーーい!!!そして日常を観察させてください。笑
最後には食堂でセドリックが待っているということでしたが、空気がヒンヤリしているような雰囲気でお待ちですね。
何を言われるか、何をしなければならないのか、四六時中見張られることになるのは分かっていたけど、処刑の2文字も頭にちらついて、緊張と不安でぐちゃぐちゃになってしまいます・・・。
どんな食事が待っているか分からないけど、喉を通らなくなっちゃうよ。
『せっかく令嬢に憑依したのにすでにやらかした後でした!』2話の疑問点と少しの考察
私が思う2話の疑問点、考察する点は2つです。
・階段から突き落とそうとした事件の真相は?
・なぜ客人のような持てなし?
階段から突き落とそうとした事件の真相は?
フィリップが言うには、クリスティナが嫌っていたプリシラ・エラレル男爵令嬢を階段から突き落とそうとして、誤って自分が転落したとのことでした。
実際落ちたのはクリスティナですが、プリシラ嬢の証言もあるそうで、今までの行いからしてもクリスティナが加害者だとフィリップたちは考えますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
プリシラ嬢は無傷、プリシラ嬢の証言があるとはいえ他に現場を見た者はおそらくいない、それなら公平にクリスティナの話も聞くべきですよね。
まぁ落ちた前後の記憶はありませんし、事件当時も主人公が憑依する前の元のクリスティナなので確信をつくことは言えないとは思いますが・・・。
しかし今までの行いは今までの行い、今回の事件は今回の事件で、しっかり調査するべきです!
物的な証拠ではありませんが、主人公の記憶上のクリスティナは自分が罰せられ、自由がなくなるようなことはしないはず。
では、そこを信じるなら被害者側のプリシラ嬢も怪しく見えてきます。
クリスティナとプリシラ嬢がどういった関係なのかまだ定かではありませんが、お互いいけ好かない関係であった場合、プリシラ嬢がクリスティナを突き落とし、まるで自分が落とされそうになったと演じることもあるのではないでしょうか。
『再婚承認を要求します』のラスタや『皇后の座を捨てます』のディアンのようなずる賢いタイプのように見えてしまう・・・。モヤモヤイライラしてしまうよね。
害がなく優しそうなプリシラ嬢と悪事を働くクリスティナでは、周りの人の疑いの目がどちらに向くかというのは明らかですよね。
冤罪はこういうところから生まれてくるんだね。
私の前の職場にも女を武器にした被害者ぶる人いたな~。
もしプリシラ嬢がクリスティナの評判や印象が良くないことを利用し、今回の事件を起こしたのなら・・・。
プリシラ嬢・・・いかにもお嬢様な可愛い見た目で恐るべし。腹黒の可能性?
なぜ客人のような持てなし?
今までの悪事は野放しにされていたクリスティナも今回ばかりは人に害を及ぼす行為だったと罰せられることになりました。
罪人となったクリスティナは牢屋だったり、薄汚れた部屋で過ごすものだと思っていましたが、高貴な客人が来たかのようなお部屋とドレスが用意されていましたね。
これは事件が一応未遂に終わり監視するだけのため、普段と同じような生活をさせるのでしょうか。
はたまたそこには思惑があって、普段通り過ごしてもらい油断させ、日頃の悪事のボロが出たところで処刑するための策略だったりするのでしょうか。
元のクリスティナなら即座に処刑だっただろうね。
それとも侯爵令嬢という身分もあるからなのか、ただセドリックが罪人でも人として扱い、礼儀を尽くす紳士なのか。
うーーーん。まだまだ考えが読めなくて不安が募る。
『せっかく令嬢に憑依したのにすでにやらかした後でした!』2話のストーリーまとめ
・事件を起こしたクリスティナは、処刑権限を持つ監視役セドリックのもとで一緒に暮らすことになる
・思ってもみない客人のようなもてなしで、四六時中見張られ生活の始まり
・食堂でセドリックが待っているとのこと
厳しい罰だと思っていたけど、処刑執行してくるかもしれない相手と暮らすなんて恐怖でしかないですね・・・。
それにしてもメイドのハンナさんは面白くて個性の塊ですね!推しです。笑
次回は何事もなく無事に食事を取れるのか、緊張が走ります!
コメント